Sultanate of OMAN

新婚旅行でオマーンに行って来たのだ(1998年2月末)。


首都マスカットにある日本大使公邸の庭にて。香田大使ご夫妻のご厚意に感謝を込めて。


宿泊先のウルトラ高級リゾートホテル、「アルブスタン」のプライベート・ビーチ。
自称、「世界で10本の指に入るホテル」らしい。ロビーの作りは豪華絢爛。
会議室は全面金張りらしいが、進入できず。


スルタン・カブース王の王宮(極彩色でおもわず吹き出す。なんだかな〜)。


マスカット市中央の岩山の山頂にそびえる白色のタワー。その足下にて。この形状も思わず吹き出すが、
写真ではよくお伝えできないのが残念。


マスカット郊外の都市ニズワにて、古城(ニズワ・フォート)の屋上からモスクと岩山を背景。
エキゾチックな町並みと奇岩の岩山が織りなす風景は絶景の一言につきるが、
その迫力を写真が全然伝えていないのが悔やまれる。


フォートの屋上にそびえるオマーンの国旗。左下、階段の上の物体は私の奥さん。


バフラ・フォート。
ユネスコ世界遺産のうちの一つだが、崩壊寸前。
ご覧のように補修工事中。
工事のおっちゃんたちは東洋人が珍しいらしく、じ〜っとコッチを見ている。
どちらが観光しているのかわからない。
補修する端から崩壊していくので、完了には何年かかるかわからないとのこと。


アムアージュ。オマーン名産の高級香水。
「The most valuable Perfume in the World」の称号を持つ。実際高い。
オマーン南部で採れる「乳香(にゅうこう)」という木の樹液から
つくられる。ヨーロッパでは有名らしいが、日本には
入ってきていない(日本人にはちょっと香りが強すぎる気がする)。


この他にも非常に近代的なハイウェイやショッピング・センタ、生活のにおいのする
市場、金細工の店が立ち並ぶ裏路地などもお伝えしたかったが
写真を撮らなかったし、文章での表現には限界があるので、今回は割愛。
別資料に示すように、思ったより簡単に行けるので、
「あとは行ってのお楽しみ」ということで。


別資料:オマーンへの渡航

基本的な情報は「地球の歩き方」(アラビア半島)等でGET可能。ここではそれ以外の情報を書きます。
往復航空料金:\131,000-/人(パック料金、1998年2月)、タイ航空。
渡航例:TG640便土曜日10:30成田発→15:30バンコク着
TG507便同日16:50バンコク発→(カラチ経由)→22:15マスカット着。
帰りはそれぞれTG508便とTG641便。
ビザ取得:観光ビザの取得が必要だが、
ヒマと根性があったとしても、旅行代理店に頼んだほうが無難。
「ホテルの予約を代理店経由にしないと、ビザ取得はできない」などと
代理店が言い出すケースもあるようだが、
我々はそうではなかったので、結局は交渉次第と思われる。
旅行代理店への手数料一人約\8,000-、大使館へビザ発行手数料約\5,000-が必要。
我々は西遊旅行社(3237-1391、オマーン担当、沢田/峰木)に依頼。
ビザ取得には1〜2週間(アバウトだなぁ)必要(在京のオマーン大使館発言)。
実際には「1〜3週間の間」(代理店発言)という感じ。

オマーンの人々は非常に友好的かつ勤勉。
実はこの国はヨーロッパではよく知られた「滞在型リゾート」地らしい。
国としても「観光に力を入れている」とのこと。
確かにホテルのプライベート・ビーチでも、「生活に余裕のありそうな
ヨーロッパ各国の方々」がのんびりと本など読んでおられました。
道中、日本人の姿はほとんどみかけませんでした。

電話や高速道路、商品流通などのインフラはよく整備されています。
行くのに少し時間がかかることをのぞけば、
「中東」の入門編としては、非常にお勧めの国だと思います。


リンク

在オマーンの日本大使館は、何とHomePageを立ち上げています。
世界各国にある日本大使館の内では珍しい。中東ではもちろん最初です。
Bookmark」のページにリンクがありますので御照覧下さい。


FILEページに戻る